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突然、東京からど田舎につれてこられた現代美術家の妻が、日常生活の中で夫と共に『地球と遊ぶ』生活に巻き込まれた!
妻の目から見た現代美術家の素顔を本音をちらりほらりさせながらご紹介します。

2007-03

なにしてたんやろ

忙しいとすぐに一日終わってまう。

今日は午前中、娘の幼稚園に行って卒園するお子さんの園服を頂きにあがった。入園準備にお金がこんなにかかるんかとビックリしとったけど、園長先生のお声掛けで十分すぎる程の園服が揃った。ありがたい!!ホントに嬉しい!!ありがとうございます。
しばらく先生とお話ししてから、娘が保育園に慣れる為に在園児のお子さん達と一緒に遊んでもらった。

帰りに郵便局行って、帰ってきたらすぐに昼ご飯の支度。

洗濯しながらそばの支度して片付けて、また洗濯して、部屋の掃除して、区費の支払いに公民館へ出かけて、木村の仕事の手伝いをちょっとしたら、夜。

またご飯の支度して、娘のディナーショウを見てから、お茶飲んで片付けて、娘の歯を磨いてトイレ行って。。。。もう夜中。

私、何してたんやろ。ブログ書こうと思ったら、何してたんか思い出せなかった。
こうして書き出しても、やっぱり大した事しとらへん。何しとったんやろ、、、今日私は前進したんやろうか?

一生懸命やったはずやのに、、、喝が足りんかったんやろうか、、、

また明日一日、頑張るか。

昨晩、危うく木村を殺してしまうとこやった。

夕飯、何しよっかなー。
馬肉を解凍して、ニンジンの皮をむいて、さて、里芋。
小さい里芋を沢山頂いたから食べなあかんわー、と籠をのぞいたら、里芋の親芋が下に転がっとった。

あー、おじさんに貰ったのこんなとこにあったんだ〜。親芋って甘くってほくほくしてて美味しいんだよねー。

トントン軽快に切って鍋で炒めてから醤油と酒と砂糖で煮る。
あ、ニンニク入れ忘れた!ニンニクを擦り下ろして投入。月桂樹の葉っぱも沢山あるからそれも2、3枚入れとく。

んー、いい匂い!!

里芋は意外と早く煮えちゃうから、あまりぐつぐつせんでもいいで、結構急いで時の煮物には向いてるのよねー。とか思いながら、馬肉をつまみ食い。

美味しい!!

もう一つ馬肉をつまみ食い。

やっぱり美味しい!!

それにしても、今日の煮物は泡がよく立つ。細かい泡がブクブク出るけど、馬肉ってこんなんになるっけ?。この間の馬肉すき焼きのときは気づかんかったなー

なんて思いながら料理修了!!

今日は玄米、太刀魚のムニエル、ほうれん草のおひたし、馬肉と里芋の煮物、お漬け物。なかなか良いんじゃないか??

台所で別事しとるうちに、木村と娘は「いっただきまーす!!」と元気に食べ始めた。

と、その瞬間、、、木村の様子がおかしい。口が痛い痛いと叫びながら歩き回る。芋がおかしいと叫ぶ。そのうちトイレに駆け込み吐き出した。

「今朝美さんから貰った里芋の親芋だったんやけど、、、なんで、そうなるんやろ、、、ごめんごめん。何でやろ、、、」

ともう一つ同じ芋を手にしている私を見て、木村はまた叫ぶ。

「ひろこ!!!それは里芋や無くてコンニャクイモやろ〜。そっか、それで分かった!だからか。全く、どう見たってこれは里芋やないやろ〜〜」

何がなんだか分からんうちに、木村はダウンしてしまった、、、、

コンニャクイモ??あー、そういえばコンニャク作ろっかって芋買ったわ。え??コンニャクイモ食べてこうなっちゃう訳??なんで??

私、素手で切ってたけど痛くも無かったし、娘に落ちた芋を拾わせてたけど娘も平気。確かに思えば、あの泡の立ち方はおかしかったんかも。馬肉は泡立つんやと思い込んどったし、、、たまたま芋の味見はせんかったけど、他のもん味見したけどおいしかったし、、、まさか、こんなんになると思っとらんかった。

木村の様子をみて怖くなってネットで調べたら、もっと怖くなった。

コンニャクイモは毒だった。ちゃんと毒の処理をせんと食べたらあかんらしい。シュウ酸カルシウムとか言う毒物及び劇物指定法で医薬外劇物に指定されている毒なんやと。
ひぇ〜〜〜えらいもん食べさせてまった、、、どうしよう、、、

確かに生活は大変やし、忙しくてイライラする事もあるし、このやろーなんて思う事だってあるけど、毒盛るなんて考えた事あらへんのに、、、どうしよう、、、

結局、木村はその晩ご飯は全く食べられず、夜中にお腹がすいた、という木村の為にラーメンを作って罪ほろぼし。

翌朝の朝食になっても、まだ喉が痛むらしかった。

ごめんね、ホントにごめん。もし本当に毒盛るんやったら、もう少し違うものにするわ。な、ごめんな。

桜絵巻

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今日、日蓮宗の総本山である身延山へ行って来た。私は日蓮宗ではないので、特にお参りに行った訳やない。

実は、身延は日本有数の桜の名所で、特に枝垂れ桜が有名。せっかく同じ峡南地域に住んでるんやから見に行かんとね、って言ってたのに、去年は家を直すのに必死でそんな余裕が無かった。

今年は余裕がある訳やないけど、たまたま身延に仕事で出かけたら駅前の桜が満開やったから、これは見んとあかんかも、、、と思って行ってみた。

噂には聞いとったけど、、、、、美しい!!桜だけやなくて、桃も満開で、濃いピンクの桃の花と薄いピンクや白っぽい桜とが入り交じって山がピンクのグラデーション!!
古いお社と手つかずの山間をバックに咲く花を見とったら、その昔、日蓮上人もこの桜を見てきっと同じように感動しとったんやろうな〜と、気持ちが一瞬タイムスリップしたみたいな感じやった。

一方、娘は三歳にしてもう乙女心に火がついたんか、カメラを向けると乙女チックなポーズをとる。決して乙女チックな顔立ちやないので、これがかなり面白い。可愛すぎる、、、(笑)

木村もしばし提出期限が迫っている書類のことは忘れて、桜の美しさに見惚れとった。

が、突然木村は「桜餅を食べたくなったなー」と言出し、売店に桜餅を探しに入った。が、どこにも無い。あるのはインターとかで売ってそうな桜饅頭の6つ入り箱。買う気になれん、、、

どうしても、薄しょっぱい桜の葉と薄いピンクの道明寺に包まれたあんこの甘さが絶妙な美味を醸し出す、あの桜餅じゃなきゃ嫌だ!!とばかり店を出る。
一度思い描いた味を実際に味わうまで、この欲求不満は募るばかり。

桜と桃の競演を堪能して大満足した私たちは、急いで早川町民御用達セルバへ直行!!もうここには桜は無いけれど、目に焼き付いた桜の美しさを思い出しながら食べる為の桜餅を購入。もちろん本物の桜の葉で包まれた道明寺の桜餅。

目の前に桜餅を置かれて我慢しきれない娘と木村は、車に乗るや否や二人で食べ始めた。

私としては、家に帰って美味しいお茶でも入れて、桜を思い描きながらゆっくり味わいたかったんやけど、頬張ってる二人を見てたらやっぱり誘惑には勝てんかった。

う、美味い!!

子供の時は嫌で剥いどった桜の葉っぱ。この塩加減はやっぱり必要や。娘は通らしく、桜の葉と道明寺とあんこをすばらしい比率で口に入れて、ため息をつきながら頂く。やっぱり、こいつは面白い。

それにしても、あの桜絵巻のような美しい風景。こんな名所が近くにあるなんて、やっぱり早川は良い所や。

ぜひ、お近くにいらっしゃる方、通りかかりそうな方、はたまたこのブログを読んで見てみたいと思った方!! お気に入りの桜餅とお茶を持参して、ぜひぜひ身延山の枝垂れ桜見に来てみて!!後悔しませんよ〜〜〜。

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我が家の二匹の犬にも春が来た。
これが厄介な春で、あるわけも無い縄張りの為に家の色んな所にオシッコをかけてくれるんやけど、家が広くなって縄張りも広範囲になって発見が難しかったりする。

昨日は、搬出で疲れとったこともあったのか、いたずらに寛容になれんかった。
「こんな悪い犬はいらんわ!!もう川に捨ててくる!!」
木村は犬を連れて外に出て行ってしまった。泣いてすがる演技派の娘。

「だめよ!!だめだめ。大事のわんちゃんやで、ダメなのよぉ〜〜〜〜」

床に泣き崩れる姿は、昼ドラのワンシーンみたいや。

娘はどちらというと、歳取ったダックスフンドのユーチの方がお気に入り。言うことを聞いてくれる、というより、年寄りで動きが鈍くすぐに捕まえられるからやと思う。
なので、いたずらして怒ろうとすると、

「それはアース君がやったんだよ。アース君やよ〜〜」

と慌ててユウチをかばう。明らかにユウチがやってると分かっていても、あくまでアース君の仕業だと言い張る。
アースはたまったもんやない。

昨日は仕方なくアースだけ蔵へ連れてかれた。娘はけろりとしとったから、アース君は捨てられたんやよと言ったけど

「かわいかったねー、アース君、、、」

と過去のいとおしい彼を思うように遠くを見るだけ。やっぱり昼ドラの主演女優や。

その直後、調子に乗ったユウチが悪いことをした。今度はアースが居ないから娘はしどろもどろ。そしてとうとう、ユウチも捨てられた。
今度は大変。娘は急いで靴を履いてユウチを追いかける。号泣しながら村中に響き渡るような大声で泣き叫ぶ!!

「ユウチー、ユウチー、ユウチー、ユウチー、ユウチー、ユウチー行っちゃダメよ〜〜〜、ユウチ〜〜〜〜〜」

結局、近所の目もあるのでユウチは捕まってハウスへ入れられた。

それから時は過ぎ、夜になってもアースを心配する様子の無い娘。

「きっと、アース君、今頃お腹すいたなー寂しいなーって泣いとるよ。いいの??アース君探さんでも良いの??」

しびれを切らした木村が娘を誘ってアースを探しに出かける、、、ふりをした。村を一周して、ちょっとアースを想って娘が泣き出した時を見計らってに家の蔵へ行ってアースを救出。二匹の犬は娘に説教されてキスの嵐を受ける。命の恩人やでじっと耐える。

春は涙の味。キスの味。
こんなかわいい娘を来年の春も見れるんかなー。

毎晩の儀式

夫婦は他人や。

どれだけ愛しとっても、どれだけ長く一緒に暮らしとっても、家族の中で唯一夫婦は他人や。

新婚生活とか言う甘い時間は結婚当初からあまり無かったけど、最近は手をつなぐこともまず無い。見つめ合う時は、目をそらしたら負けてしまう喧嘩の時くらいで、うっとり眺める…なんてことはまず無い。

そんな私たちが、ほぼ毎晩することがある。

足ツボマッサージ。

木村の足の裏を、ギューギュー揉む。運動をせんと体が固くなる体質なのか、めっきり運動から遠ざかっとる木村は、必死に目玉が飛び出さんように大きな目を押さて痛がる。

すごく痛がる。

指一本で筋肉質の木村がドタバタ痛がっとるのを見るのは、かなり面白い。

どちらかというと快感、だったりもする。

色々ある毎日だけど、このコミュニケーションがあるから頑張れるんかもしれん。
血縁を超えた他人の絆を強くするのは、優しさとか、思いやりとか、豊かさとかじゃなくて、一緒に苦難を乗り越える時の長さ、、、やないかな。

今日も木村は苦難を乗り越える為に痛みに耐える。

私はにっこり指先に力を込める。今日もお疲れさまでした。




早川の不思議

3月4日に近所の柴ちゃんからお花をもらった。
かわいい!!野生以外の花を見たのは久しぶりや。形も色も整っとるわー。

ガーベラ、トルコキキョウ、、、、結婚式らしいかわいらしいパステルカラーのお花。

「ガーベラはすぐに水揚げが悪くなって、首からクッタリしちゃうのよねー」

引っ越ししてからまだ花瓶を出しとらんかったので、とりあえず空き瓶にお水をたっぷり入れて水切りして挿してキッチンに飾っておいた。

しかし、、、、、枯れない。色も褪せない。

今日は21日。
もう2週間、特に水揚げした訳でもないのに元気一杯に咲き続けている。お恥ずかしながら水換えも頻繁にしてる訳でもない。それでもガーベラは真っすぐ咲いているし、トルコキキョウのつぼみも咲き始めた。くたる様子も無い。水が濁る様子も無い。

木村に話したら、単純に寒いからじゃないのか??と言われたけど、二週間水切りしないで冷蔵庫に入れといたってこんなに元気なはずが無い。

そういえば、秋の初めに金魚すくいした三匹の金魚さんは、一匹も欠けること無く元気に生きとる。小さなバケツに入れといただけやのに、元気に泳ぎまくる。寒くったってへっちゃら。
まあ、室温一桁の我が家だと、水の中の方が暖かいかもしれんわな、、、

これは、きっと水に違いない。

薬袋といううちのある集落は住民で水道を管理する。上下水道どちらも当番があって、当番の人はひと月に三回お掃除と草刈りと獣とかが落ちとらんか点検して回る。

上水は一応カルキを入れて消毒しとるけど、最小限のカルキしか入っとらんのかカルキ臭もせん。下水だって自分たちでゴミをこして干して奇麗にする。ウ○コ臭でおえ〜〜となりながらも掃除する訳や。朝ご飯食べてから行くと結構辛いらしい。

この水だから、花も金魚も元気いっぱいなんやろか。凄いなー。

そういえば、大学生の時、田舎の岐阜から東京に越してウキウキで自分のお城のシャワーを浴びた時に、シャワーのお湯が臭すぎてお風呂に入れんかった。歯磨きしたらおえ〜〜となった。そんな水にもいつの間にか慣れてしまっとったんや。

私のお肌も元気いっぱいツルツルのもちもちになることを期待しとるんやけどなぁ、、、おっかしいなぁ〜〜

洗濯もの

私は、何を隠そう整理整頓が下手や。

洗濯は洗濯機が洗ってくれて、干すまでは良いんやけど、干したのを畳んで所定位置に入れるのがなかなかできない。

最後の詰めが甘いんや。

実は今回のHPオープンに向けてA4のチラシを作った。頭がパンクしそうなくらいに忙しかった2月末にデーター作って3月に入稿。
産まれて初めての印刷物データーを作るのに悩みに悩んで半月程かけて制作したのに、データ−入稿で上手く行かず、結局3月5日のオープンにはチラシが間に合わんかった。

涙、、、あんなに早くから頑張ったのに、、、

頑張っても結果がダメなら、その頑張りに意味はあっても評価は無い。自分ができへんのやったら、もっと早くから取りかからんとあかんかったんや。

ま、できへんかった事をとやかく言っても時間が戻る訳やない。気を取り直して仕上がりを待つ。

が、入稿できて刷り上がって来たのを見て絶句、、、、何じゃこりゃ??
素人が作りました!!と言わんばかりのレイアウトの悪さ。ダサダサ。
木村に「これが俺のセンスやと思われるのはちょっと、、、」と苦言を頂き、また涙。

でも1000部刷っちゃったし、お金かけたし、背に腹はかえられん、もったいないからこれだけはさばいてしまいましょう。と配って歩いた。展覧会会場にも置いてもらった。渋谷パルコにも恥ずかしかったけど置いてもらった。

後援会の皆様にもお送りした、、、、そしたら連絡があった。

「我が社のアドレスが最後の部分、ドットコミになってますけど、、、、」

一瞬頭が空っぽ。
そんなはずは無い!!だって直したもん、直したもん!!
と、自分に言い聞かせて確認したらやっぱり「ドットコミ」やった、、、

入稿の際に壊れた画像を再度アップした時に、間違って古いデーターをアップしたらしい。それしか考えようが無い。だって、ホントに直したんやもん、、、あの時直した自分の手の感触が残っとる。
平謝り。全く持って面目ない。申し訳ない。一番間違えたらあかん所を間違えた。

涙、、涙、、、泣くしか無い。アホや、、ホントにこれ以上のアホは居ない。

しかし、これが結果。真摯に受け止めるしかない。

最後の詰めが甘い。これが私の欠点。

毎日に追われてついやりそびれて追いやられとる洗濯の山。欠点の山。

さて、洗濯を畳んでから仕事にかかるとするか。まずはここからやな。

出会い

今日は一日忙しく早川町を走り回る日になった。

というのも、先日早川町の上流文化圏で研究発表が催された時に参加した時にお会いした、赤沢(早川町の部落の一つ)の望月さんとお知り合いになったのがことの発端。

間伐材の研究報告を聞いて色々な発言があった時、我が家は薪ストーブで暮らしているんだけど、山の中、木に囲まれて住みながらも薪の心配をしながら暮らしてる話をした。

それを聞いた望月さん、早川に暮らしてるのに薪に困ってるんなんて言われちゃー参っちゃうと、その日から山の持ち主に声をかけてくださった。

その結果、望月さんの顔の広さが伺えるような範囲で薪を頂ける事になったんやけど、その薪の場所が分からんやろうと心配した望月さんが、薪の在処早川町ツアーをしてくれたのだ。

望月さんの一声で、足りなくて遠慮しながら燃していた薪は、一週間足らずで一年分に十分な薪が揃った訳や。
すごい、、、、、凄すぎる。田舎のネットワークの凄さを感じた。同時に怖さも感じた。早川町の人情の厚さを感じながら、ここで暮らして行く覚悟を決めるときでもある。

薪!!!!これから薪割りの日々が続く。。。。

精神安定剤

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我が家は地球と遊ぶ主人の夢である薪ストーブで暖をとっている。オーブンだって付いてる素敵なストーブなのだ。

でも家が築100年以上経ってる藁葺き屋根で、これまた地球と共に生きてきた家なもんだから、ぜーんぜん暖まんない。真冬は二桁の室温なんてありえへん。

いつもババシャツきて、ユニクロのウォームなんとかっていう暖かいハイネックを着て、セーターを着てフリースを着る。フリースのパンツの上からはフリースの膝掛けを巻きスカートのようにして巻き付け、夜中の作業はその上にダウンを着てパソコンに向かう。

それでも、手は凍ってしまってミスタッチばかりするからパソコン作業も進まないし、天井画の線はプルプル震えて格好がつかへん。化粧水をつけると肌の熱で蒸発する化粧水が見える程寒い。

それでも、薪ストーブがあるのと無いのでは雲泥の差。我が家では娘がカルシファーと呼んで可愛がっている大事な相棒。

そのカルシファーのご飯である薪がそろそろ尽きようとしとったから、控えめに薪を焼べていたんやけど、3月の末に来て急にまた寒くなって来たからちょっと困ってた。
娘は街路樹を見ると
「お母さん、薪や!!薪!!カルシファーのご飯取らんと!!!!」

そしたら、赤沢の依田さんから薪を取りにこいって電話があって、喜び勇んで出かけて行った。息子さんの淳君も手伝ってくれて、トラック一杯の薪をゲット。

家がまた薪に埋もれて来た。

この薪に埋もれた家を見ると、薪割りの労力よりも暖を取れる安心感に包まれた気持ちになる。う、嬉しい!!

カルシファーのご飯を目の前に喜びの余娘は踊りながら歌い出す。
薪を見てこんなに喜ぶ子供も珍しい、、、、

朝から気合いを入れて確定申告。

昼から光岳寺の天井画を天井あげる作業を赤沢の依田さんと一緒にやってきた。やっぱりお寺は寒い!!我が家の比じゃなかった。

梅の花が満開になる頃に完成させたいと思っとったけど、まだまだ先は遠い、、、
たかだかまだ38枚描いただけ。まだ何分の一しか終わっとらんから、四月から少しペースアップせんとあかんな。

天井にあげてみたら、結構かわいくてホッとした。またちょっとやる気になる。

早く完成が見たいな、、

私の仕事。お寺の天井画家。山梨に来んかったら考えても見んかった仕事やけど、凄く楽しい。大変やけど、ずーっと残るもんやから、絵描きとしては幸せなこと。ありがたく描かんとね。

寄付金で天井画代支払われるんやって。もし良かったら一枚いかがですか??

確定申告

春になって、うぐいすも鳴いて、桜も咲き始めて、心ウキウキになる季節のはずが、いつもこの季節は暗ーい気持ちになる。

なぜなら、3月は確定申告の月だからだ。

毎年、はよ終わらせようと思っとるのに、いつもぎりぎり。
今年こそは月ごとにまとめよう!!と思うんやけど、ただでさえ蠢く気持ち悪い虫のように見える程嫌いな数字を毎月見るのかと思うと、、、
おえ〜〜〜。無理や……となる。

多分、これは子どもの時に母親に厳しくおこづかい帳を付けさせられたせいや、、、きっとそうに違いない。

小学生のときは一日30円のお小遣いやったのが、中学生になったら千円になった。
でも、ただでは千円もらえへんのが中学生の大変な所。
月末になるとおこづかい帳を付けて来月のおこづかいを請求しに母の元を訪れる。いつもと同じ母やのに、この時は訪れる気持ちや。

先月からの繰り越し金に今月の千円の入金。それしか入金欄には書く事が無い。後は支出ばっか。たかだか千円ちょっとのお金の残金がどーしても合わん。適当にいくらかのお菓子を買った事にすれば良いんやろうけど、元銀行員の母の執拗な質問にインチキだとばれてまた怒られる。
怒られるのがいやでおこづかいを請求しそびれとると、今度は母が私の部屋を訪れる。10日までに請求が無い場合はその月のおこづかいはもらえへんでや。

「あと3日やよ〜〜」「・・・・・・・・・・」

で、結局怒られる事になる。

どっか、春を楽しめないこの気持ちと、月末のおこづかい帳を見つめる気持ちは似てる気がする。

この季節、領収書を一生懸命計算しとると、木村は必ず家計簿を付けろと言出す。
「ぜーったい嫌だ」
子どものときの自分がフィードバックしてクラクラしそうや。泣きながら家計簿計画を阻止する。やった方が良いに決まってる事ぐらい、一番私が分かっとるのに、、、

3月恒例、涙の確定申告。

今年も明日、いや今日3月15日が締め切りです。

3才

今日は娘の3才の誕生日。

早い、、、、、娘の成長は早い!!この間虫みたいにモジョモジョ動いとった人間らしき形をした生き物が、
「おしっこ!!」と言ってトイレに走っていくようになり、無言で大好きな手羽先に食らいついて軟骨をコリコリ食べる。

私に怒られると、「陽咲、お母さんダーイスキ!!」と私に抱きつくし、私が泣いていると側から離れないでじっと私を見てる。

いつの間にか、あのモジョモジョしていた虫は、すでに一人の人格を持つ人間になっていた。たった3年で、、、

私はこの3年で、何ができるようになったのだろうか。

欲しかった赤ちゃんがやっとできて幸せだったけど、幸せだけでは3年過ごせなかったし、それどころか、娘の純粋な優しさを受けるたびに、自分の非情を感じさせらることさえあった。

私、お母さん3年生。人間35年生。

産まれてからの3年間に見られる成長と同じだけ35年間成長し続けて来てたら、天才かへたすると神様になってたかもしれん。
やらなあかん目の前のやる事に追い立てられて、私自身がどう有るべきかを見失いそうになる時、娘が私の人としての生き方に問いかけをくれてる。

私は私自身の心地よさを求めて義理人情を忘れてないか?
私は私自身の夢を追い求めて目の前の生活を忘れてないか?
私は私自身への愛を求めて、人を愛し信じる事を忘れてないか?

娘はいつも身をもってその問いかけに応えてくれてるのかもしれんな、、、

陽咲ちゃん、お誕生日おめでとう。産まれて来てくれてありがとう。

お母さんも頑張るわ。

また今年一年、一緒に遊ぼうな。


久しぶりに娘とゆっくり二人で過ごす夜は、なんだか長い…
作業しとると何時間が何分かに感じられるくらい短いのに、娘と本を読んだり、お風呂入ったり、桃太郎のお話したりしてると、時間が長くて長くて、、、

相手もしてくれず作業し続ける私たちを、娘はじっと耐えて見とる毎日は、きっと長くて長くて、つまらないんやろうな、、、と思ったらちょっと胸が苦しくなった。

ねーね−と言う娘の眼差しと甘える声が愛しくなる。

ここんところ、搬入で家にいられない日が続いて、おじいちゃんおばあちゃんたちに協力を要請してベビーシッターしに山奥へ来てもらったんやけど、この数日の間に娘の声が大きくなって、言葉が一気に増えたんやないかな。

いつも静かにしなさいって言ってるからやろうか…、ほったらかしやで言葉も遅いんやろうか、、、娘は静かな子やと思ってたんだけど、実は私たちが娘の可能性や成長を妨げとるんやないか、、、、と凹んだ。

もうすぐ保育園。

私は娘とどう向き合って生きていけばいいのか、また考える時がきたんかもしれんな。

オープニングセレモニー

始まりました『こうふ展』。今回もギリギリの搬入でひやひやしましたが、なんとかスタート!!
間に合わない〜〜〜といいながら、甲府に向かう車の中でデーターをCDに焼く作業までしながらの搬入なんて、、、、もう少し早くスタートすればいいのに…と思うんだけど、早くスタートしても多分こうなるんだよな…とあきらめムード。

それにしても、すごいオープニングセレモニーでびっくりした。
アート業界ではまれに見るオープニングセレモニー。小学生の小さな椅子に、大の大人がズラーリ座っているのはかなり面白い光景やった。面白いなんて言ったら怒られるか、、、でも面白かった!!

しかも入り口に赤絨毯がひかれ、テープカットまで。カットされた瞬間、お決まりのパンパカパーンのBGMが!!ほんと驚いた!
これは必ず編集してDVD会報に載せなくては!!と必死でカメラを回しました。

評判は良かったかな??とにかくすごい人手でびっくりしたけど、今日からはまた静かな落ち着いた藤村記念館の日常が戻ってくるんやろなー。
あのひっそりとした空間で観るのもいいもんやから、ぜひ沢山の人に移築されてしまう前の藤村記念館も楽しんでもらいたいです。

風林火山の武田神社ないやで、結構観光スポットだし…いっぱい来てね!!!

搬入地獄

久しぶりに搬入地獄を楽しんどります。

今日から蟲師展が始まります。

三堀さん、大菅さん、藤井さん、関係者の皆さま本当にお疲れ様です。きっと今朝まで走り回っていらっしゃったんでしょうね…

全ての苦労は今日のため!!

チラシばら撒きすぎなくらいにばら撒いてるから、沢山の人が来てくれたらいいなーと思います。がんばってください。山奥からでも沢山の人で行列ができるパルコミュージアムが見えるようです。


久しぶりの東京展示、東京はご飯食べるとこも、足りないものを買い足すととこも、すーぐ目の前だからクリエイターにとっては大きな倉庫兼アトリエみたいなもんだから、すごい便利やわーと改めて思いました。


今日は明日から始まるこうふ展の最終搬入日!!
またしても徹夜明けの木村は、ますます土色になってテンション高くなってるし、、、
あと少し!!エンジョイ搬入地獄!

明日11時からは、こうふ展のアーティストトーク。木村は寝不足だとろれつが回らなくて、ドモドモな話し方になってしまう体質。

明日もドモドモのアーティストトークが聞ける絶好の機会。

皆さま、かわいい木村を応援しに来たってください。お待ちしています!!

凄かった‥‥

今日は渋谷パルコの搬入に来てます。

やっぱり東京はすごい。
人が地面からニョキニョキ出てきてるんじゃないかと思うくらいいっぱいいる。渋谷駅前の交差点で信号待ってる人は、たぶん早川町の人口より多いんじゃないかな‥‥
ちょっと、もう東京には住めないかも‥‥と思ったりして。

今日の搬入は、いつもの美術の搬入とは全く違ってました。まさにプロの集団。早い、的確、美しい!!それぞれがそれぞれの専門分野で責任もって仕上げる。それぞれの分野のエキスパートですから、クオリティは高いですよね。

それにしても飾裁屋さんなんて仕事初めて知りました。コンセプトグリーンの鴨志田さん、かっこよかったです!!

木村と二人で作業に見とれとったら、いつも間にか、木村の担当している部屋に突如我が家の裏庭の山が部分的にワープしてきた感じ。観察する目が無いと、あんな演出はできないと思って見てました。

本当に越後妻有トリエンナーレでやった星の木もれ陽プロジェクトが屋内に出現!屋内にして屋外、屋外にして屋内。すばらしく演出された非現実的な光景は、またおもしろいことができそうな予感とアイデアに溢れてました。

いつか、鴨志田さんとまたご一緒させてもらえる日が来るといいな。

さーて、明日も頑張るぞー

どしどし、どしどし

昨日、今日とクラブ会員が続々と増えていて、実は、、、正直ちょっとビックリしてます。

クラブを考えていたときは、沢山の人がクラブに入りすぎて手が回らなくなったらどうしよう…と捕らぬ狸の皮算用なんてしたりして、不安と期待で一生懸命やったけど、実際に沢山の方々の、本当に心のこもった応援メッセージが頂いたり、クラブ会員に登録してもらったりすると、感動と言うか、武者震いと言うか、責任の重圧と言うか、皆様の様々な想いの塊を飲み込んでいると言うか…胸が苦しくなります。

皆様のこの想いに応えられるような、事務局は事務局で、主人は主人で活動をしていかないと。

主人も今日は明日からの蟲師展の作品に使う光の実験をし続けてます。展覧会始まるまでが搬入時間だと思っているような作業ペースだから心配になるけど、もう知り合ったときからあのやり方で、これがあの人のこれからも変わらないやり方なんやろうから見守るしかないんですよね、、、周りの人間としては、まぁちょっと余裕もって色々言われたいんだけど、、、、

さて、ではアトリエにコーヒーでも持って行きますか。

感動!!

いや〜〜〜本当に皆さまありがとうございます。

沢山の応援メール、コメント、お申込み、うれしくて搬入しながら上の空でした。

木村のためやなくて、皆さまのためにがんばらなあかんなーと改めて思いました。

今日は朝から晩までこうふ展の搬入であちこちガラスケースを運んで体中がすでに筋肉痛…でも、甲府市の職員の方々が痒いところに手が届くと言うのは、このことやなーと思うくらい、すごく搬入しやすく準備していただいてて、予定をはるかに超えるスピードで搬入が進んだんです。感謝いたします!!ありがとうございました。

ある人に言われたことがあります。

『あんたの旦那さんは、人に助けられて大きくなる相を持ってる。本当に恵まれた人やな。』

それは夫婦共に言えることやと、いつも夫婦で言ってるんです。

でも、それは棚からぼた餅ってことやないんだからがんばらんとね。

皆さまのおかげで、素敵なスタートをきれました。本当にありがとうございます。がんばるでー!!

初めてのことばかりで…

なんで主人のHPを作るなんて、言い出しちゃったんやろ…。

正直、何度も思いましたよ。本当に。

しかもサポーターズクラブなんてすごいこと考え始めちゃって、私やっぱ天才やわ!って考え始めたときは興奮して眠れなくなったくらいだったんです。

でも、どんどん本格的に考え始めたら、実はこれってえらいこと考えてしまったんじゃないか…と現実に引き戻されました。

いつもそうなんです。大変なことをやってるときは全然大変なんて思ってないのに、ふと、これってたいへんなことしてるんやないかな?と思ったとたんに、あれ〜???

巻き込まれてみないと、実は大変なことだと気づかないものかもしれないですね。


結婚したときも一緒。この結婚は修行やと思って結婚したんだけど、これほどサバイバルになるとは思っていませんでした。想像と現実はちがうものなんです。

だから、今さらビビルこともありません。前進あるのみ!!なのです。

これは新たな修行ストーリーの新章スタートのようなもの。

皆さま、一度『takahitokimura.com』遊びに来てくださいね。お待ちしています。

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