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突然、東京からど田舎につれてこられた現代美術家の妻が、日常生活の中で夫と共に『地球と遊ぶ』生活に巻き込まれた!
妻の目から見た現代美術家の素顔を本音をちらりほらりさせながらご紹介します。

2012-05

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ウサギとカメ

毎年のことやけど
春と秋のお彼岸のころは必ず体調が悪くなる

いわゆる 季節の変わり目・・・???
それとも いよいよ更年期障害・・・?????
なんて思いながら 
もう6年も 彼岸の季節は ひと月寝たり起きたりして過ごすようになった

しかぁ〜〜し!!
今年は寝たり起きたりしながら 新たな挑戦が待ち受けとりました


『全日本空手連盟公認 段級審査』


昨年の暮れにあった審査は 私と娘だけ受験して見事飛び級で7級を取得!
仕事でなかなか練習にも行けない木村は 今回が初めての挑戦

基本移動と形を 5人の審査員と 審査を受ける人とその付添いのご父兄の方など 
100人ほどのギャラリーの前でご披露するわけなんやけど
これが その時を思い出すだけで 胃の辺りがキューンとするくらい緊張する

自分の名前を 人様の前で大きな声で宣言することなんて
この歳になるとまずあらへんし
ましてや 
自分のお粗末な形を 皆様の前でご披露するなんて恥ずかしくてたまらへん

自尊心を捨てる覚悟を決めて 羞恥心と戦いながらの審査は 
私にとっては ほとんど罰ゲームに近い気持ちなんやわ・・・


当日は一時間ほど早く開場されるから
みんな早目に行って 会場でウォーミングアップを兼ねて練習するんやけど
今の私にはその練習すら体力消耗になるので 程々にしてじっと体力温存する

木村は 強化練習にでも出席したんかい?? と言いたくなるほど
汗をダラダラに流しながら 最後の練習に励んどった

娘はというと・・・・ 一向に練習する気配無し 緊張する気配無し
お友達と追いかけっこして大はしゃぎ 

・・・ちょっと調子に乗り過ぎとるな・・・と思ったんやけど
ここのところ 反抗期なのか注意するとふてくされるで ほっとくことにした


緊張の時間は あっという間に過ぎて・・・・・・審査発表!!

ヨレヨレの私は なんとかメンツを保って 飛び級で昇級
努力の木村は 緊張でいくつも失敗けど 自他共にびっくり飛び級で昇級

で、余裕こいてた娘は 飛び級できず 1階級昇級やった

ちなみに 飛び級はそんなにあることやないので 娘が下手やったわけやない

でも 後ろを振り向いた娘の目は

自分が一番上手なのに 
なんでお父さんとお母さんが飛び級で 自分は違うの????

という怒りと悔しさでいっぱいのように見えた

帰り道には
「あーあ、お父さん今回も仕事で受けれへんかったら良かったのに」
「お母さんは やっぱり家で寝とった方が良かったのに」
と 悔し紛れに悪態までつく始末

「自分が飛び級できへんかったからって頑張った人にそういうのはおかしいやろ?」
と私に一喝されて 泣いとるのを見られんようにそっぽを向きよった

全く難しいお年頃
負けず嫌いの 天狗姫様の扱いは大変むずかしい・・・


帰宅してしばらくたわいない話をしたり 犬の世話とかしてから
木村がお風呂に入っとったら 娘が私の前にきちんと座って話しかけた

娘:「お母さん、教えて。」

私:「・・・?? 何を??」

娘:「私 どこがあかんかったんか教えてください。」

私:「今日 飛び級できへんかった理由か??」


黙って頷く娘の目は 天狗様の目ではなかった


私:「あんた本当は飛び級できたはずやったのに 足りんかったものがあったで
   あかんかったんやと思うよ。」

娘:「・・・・」

私:「形も基本移動も何にも悪い所無かったもん。ちゃんと間違わへんように
   やっとった。違うか?」

娘:「うん、ちゃんとできた。」

私:「でもな、私を見てください!!っていう気迫が無かった。みんなと同じ
   くらい声を出してみんなと同じくらいしっかりやったんじゃぁ、審査員
   の気持ちをハッとさせらへん。お母さんもお父さんも審査の前に一生懸
   命練習しとったやろ? あんた何しとった?? 遊んどったやろ? 
   絶対飛び級するぞ〜〜っていう気迫が、そこでもう違ったんやよ。」

娘:「・・・・・」(ぽろりと涙)

私:「あんた自分が上手やし覚えるのも早くて筋がいいって言われて、
   ちょっと油断したんやない?」

娘:「うん・・・」

私:「どんなに筋が良くて覚えが良くても、努力してそれを磨かへんかったら何に
   もならへん。多分、このままやったら来週の試合は絶対勝てへんと思うよ。」

娘:「・・・・うん・・・・」

私:「他の子より上手にやればいいんやないの。今日の自分は昨日よりも上手に
   できたかが大事なの。誰かと競争しとる間は絶対に一番になれへん。少し
   でも上手になりたくて毎日頑張ってる子が、いつか一番になるんやよ。誰
   かに勝つから一番になるんやないんやよ。これは、何でも一緒やと思うよ」


いつしか、自分で自分に言い聞かせるように話とった

そう、いつも自分との勝負なんやよね・・・・


ウサギとカメの話をしてから 娘とギュ〜〜〜〜〜〜ッと抱き合っておやすみをした

負けず嫌いの娘は 今回のことをどう感じてくれたんやろうか・・・・
天狗様はカメさんになれるんやろうか??

関東大会までの一週間 
ヘタクソなお母さんでもいいから お家でも練習を見て欲しいと娘に頼まれたので
とにかく私の分かる限り 思う存分練習に付き合ったろうと思う

ヨレヨレお母ちゃん 寝とる暇あらへんな・・・・がんばれ〜〜〜!!!!




感謝!!!

karate


我が家の姫様が
突然空手をやりたい! と言い始めたのは今年の6月

学校のお友達と体育の担任の先生が
空手の形を見せてくれたのが格好良くて 見に行ってみたいと言い出した


保育園の頃から 3月生まれのビリッケツ
走るのも食べるのも 何するにもビリッケツ

取り柄と言えば・・・母親ゆずりの 一人遊びと妄想癖?

そんな娘が 空手なんて言い出すもんやで はじめは「へっ?」って感じやったけど

言い出した時が始め時!とばかりに 親子3人で道場見学に行ったのが6月やった


引っ込み思案で 周りと調和がとれない娘が
せっかく自分からやりたいって言い出したんやから なんとかやらせてやりたくて

結局・・・

木村と私も道場に入門・・・
この歳になって空手を始めるとは思わんかったわ・・・

毎週2回 7時30分から10時まで練習があるんやけど 
これをこなすのは 親子共に かなりハード

学校から5時に帰ってきてから 宿題やらせて 夕飯食べさせて
お支度をして 急いで山を下りる

道場が終わって帰ってくると10時半過ぎ

それからお風呂に入ったり 髪を乾かしたりしとると
寝るのは11時過ぎ・・・

毎日9時には寝とったんやもん しんどいわな・・・

練習の翌日は 何度も保健室に行っとったみたいやけど
それでも 練習は絶対に休まへんかった


学校は休みたがっても 空手は眠たくても風邪をひいても熱があっても休まへん


何故なんやろう・・・

多分 娘は今まで こんなに人に褒めてもらったり
かわいがってもらったことがあらへんかったで・・・やないやろうか・・・

一つ出来るようになれば 上手いな〜〜 筋がいいな〜〜 と褒められ
休まずに行けば 偉いな〜〜 がんばり屋さんやな〜〜 と褒められ

とにかく 先生方は褒める達人やった

そんで 道場生のお友達は みんな優しい子ばかりで
私にへばりついてる娘を 鬼ごっこに誘ってくれたり 話しかけてくれたりするし
中学生のお姉さん達は
かわいい〜〜 妹にしたいわ〜〜 と撫でくり回してくれる

娘は 本当に本当に嬉しそうで 楽しそうで
放課後ほとんど一人で遊んどった娘からは 想像できないようなリラックスした顔


そのうち 高い蹴りができるようになりたくて
自分から進んで お風呂上がりには柔軟するようになったり

試合は付き添いはコーチだけやで お母さんはそばに居れへんのやよ と
自分一人で 道着の紐を結んだり 防具を付けるようになって


3月生まれやで小さいし・・・ 
何やっても遅いのは仕方ないんやろうか・・・
いつも放課後 独りで遊んどるか 本読んでばっかりやし・・・
やっぱり 一人っ子やであかんのやろうか・・・

保育園に入ってから 親の私がずっと悩み続けとったのに
居場所を見つけた娘は この6ヶ月の間に 
自分から私の手を離れて 見たこと無いような姿を見せるようになった


そんな娘が こないだある小さな大会で優勝した

学校で一番小さくて すぐに泣いて 
新しいことに挑戦するのが嫌いで いつも私の後ろにくっついとった娘が
胸を張って 声を張り上げて堂々と形をしとるなんて

いつの間に こんなに逞しくなったんやろうか?

ちょっと前に行われた大会で 一勝もできず一本も取れへんくって泣きに泣いた娘が
優勝が決まったって分かったら 満面の笑顔で私にガッツポーズをしてくれた

いつの間に こんなに大きくなったんやろか?

急に胸がキュッとなって 涙が出そうになった


審判の補助員やったから すぐにそばに行ってやてへんかったけど
休憩の時に走りよってきた娘を 思わず抱きしめたよ

「おめでと〜〜〜頑張ったな〜〜〜」

ぎゅ〜〜って抱きついたまま うんうん頷く娘

「誰にも負けへんくらい 頑張ったもんな?お母さん 知っとるよ〜
 お母さん感動したよ〜 ありがとね〜〜 感動させてくれてありがとね〜〜」


この時ばかりは鬼婆の目にも涙 男泣きならぬ 女泣きやったわ


ほんの数ヶ月前まで 娘のこんな姿に感動して泣くなんて 想像もできへんかった


出場した選手のほとんどが 何かしら賞状がもらえる ご褒美のような小さな大会
でも この大会の優勝は 娘と私に大きな大きな自信と希望を与えてくれた

こんなに楽しく 頑張ってこられたのは 何よりも道場の皆さんのおかげやと思う
空手を始めて出会った方々全てに 感謝せなあかんな

娘を支えて下さった道場生の皆さんに 感謝!
私を支えて下さったご父兄の皆さんに 感謝!
褒める言霊の大切さを教えて下さった先生方に 感謝!

そして 涙が出るほどの感動を与えてくれた姫様に 感謝!

名前の力

TS3A1223.jpg



昨年暮れ 

いつもお世話になってとる
仲良しのお上人様に お誕生日プレゼントをおねだりしてあった

それも 私が長く夢見た画家名 いわゆるセカンドネーム♡

こんな図々しいお願いは 私ぐらいしかできへんわ・・と周囲に言われたけど
どうしても 私を良く知る 大好きなお上人様にお名前をつけて頂きたかったので
思い切って 図々しいお願いをしたんやもん 

そりゃ 他のお上人様にやったら言えへんわな・・・こんな図々しい事・・・


お伺いしようと思っとった3月に東関東大震災が起きてまってから
どうにも気分的に外へ出かけたくなくて お名前を頂きに行かなかった

本当に 申し訳ありませんでした・・・


最近 少しずつ気持ちも前向きになってきたし
自分の体調も ちょっとずつやけど 良くなっとるような気がして

今やったら 新しいお名前を素直に受け入れて
新しい自分に生まれ変われるような気持ちやったから
思い切ってご連絡させてもらって お寺へ伺う事にした


お友達のお母様から頂いた 絽の着物に
亡くなった祖母の夏帯をしめて 蒸せるように暑い午後にぐっと気持ちを引き締める


お上人様を前に 緊張の瞬間・・・
前に差し出された 紙に書かれた文字は


『映水』


絵を描く事を 水の流れとするならば

描いた絵が 天井に飾られることで 
それを見た人の心の中を清め 描かれた寺を清めます

そして 私自身も描きながら 私自身を清めるのです


お上人様の頭の中に浮かんだ『水』という文字

そして
大好きなお上人様のお名前の 『日暎』の一部 『映』 という文字を頂いた


はじめ見た時は びっくりした
なんて透明感のある さらりとした美しい名前

最初 鏡のような水面が頭に浮かんだ
陽を反射して キラキラしとる 

固くも柔らかくもない 形も無く色も無いその水は
やがて 与えられた環境に順応しながら 
しなやかに姿を変えて さらさらと流れていく姿が思い浮かんだ
 

何だか お尻がムズムズするような恥ずかしさ・・・
でも 不思議にその字がすっとなじんで 体に力が湧いてくるような感じがした


この名前をもらった時の 新しい私が生まれたような
清々しい気持ちや 頭に浮かんだ影像を 忘れんようにしなあかん
どこにいても 何があっても どんな形になっても
筆と絵の具を離さんと 絵を描く事をあきらめへんかった 私を思い出して

この名に 恥じへんように
したたかに絵を描きながら この先与えられた時間を精一杯描こう


名前って凄いな・・・
自分の中に こんなに力が湧いてくるなんて びっくりや


本当に 本当に ありがとうございました
大切にさせて頂きます




実狩りライフ アゲイン!


CIMG2235.jpg  
背中にずっしりと梅の実とお豆 右の腰カゴに蕗 左の腰カゴに破竹子 お裾分けいた頂いた卵を抱えて帰宅   

TS3A1199.jpg
ついつい目の前にある実はあるだけ欲しくなる性癖の私
採って帰ってきてから 途方も無い数の梅のへたを取る時になって ちょっと後悔したりする



私の最も忙しい季節がやってきた

天井画の締め切りと にらめっこしながら
木の実の熟れ具合を気にする毎日

締め切りも待ってくれへんけど
木の実も 野菜も お天気も待ってくれへん

お世話になったあの人へ お酒やジャムをお送りするために
どうしても 私が果たさなあかん仕事・・・


MY 実狩りライフ!!


この季節に 我が姫様と殿様が飲用される 一年分の梅ジュースを取らなあかん
熱い夏のハードスケジュールをこなすのに 絶対必要なアイテムの一つ!!

これさえあれば 口内炎も夏バテも怖くない!!

しかし 梅ジュースは この暖かい季節では発酵がすぐに進んでまうから
急いで出して 冷蔵庫に保管せなあかんので 冷蔵庫も瓶も もう梅だらけ!!

まったく でかいだけが自慢の我が家の冷蔵庫 
いつも ろくな食べ物が入っとらんくせに 
この季節は 梅ジュースと 桑の実ジャムと 蕗甘煮でいっぱいになる

できれば もう1台 保存用の冷蔵庫が欲しいくらいやわ・・・


そして 今年は山椒の実を使って じゃこ山椒に初めて挑戦

思いのほか ふっくら炊きあがって大成功!!
市販の3倍以上は山椒の実が入っとるで 香りも刺激も脳天に効く!!!!!!!


それに加えて 私の大好きなお豆さんの季節!!
さやいんげんに グリーンピースに スナップえんどう♡♡♡

煮ても 焼いても 炊いても美味しい〜〜〜♡
野菜嫌いの姫様も お豆さんは食べてくれるから なおさら嬉しい!!

親方のお母様が 私があまりに狂ったように豆を収穫しにくるのを見て
『木村家用』の豆を育てて下さるまでになってしまったほど 厚かましく豆を頂く


もう一つ親方のお母様のお手伝いをして お裾分けして頂くのがジャガイモ

連絡を頂くと 飛んで行って 掘って 運んで 干して・・・体力勝負の半日

私でも息が切れるような仕事やのに お母様はあのお歳でもばりばりこなす
いつも 頭が下がる思いで お手伝いをさせて頂く


お返しは 梅ジュースから取り出した梅の実を潰して固めた『梅寒天寄せ』や
今年デビューの『じゃこ山椒』や
桑の実ジャムを混ぜて焼く『ベイクド桑の実チーズケーキ』などなど・・・

できるだけ 自分の体で返せるものは 若さと気合いでお返しするが木村家の基本


今年も 実狩りライフは 秋のギンナン拾いまで 続く 続く 続・・く・・・つ・・づ・・・く・・・・

今日も 体力の限界やわ・・・ おやすみなさい


マグロトタベタイ

CIMG1540.jpg


娘が小学校に行って字を書くようになると
小さい時に話しとった言葉が どんどん普通になってくのが寂しく感じることがある

『テベリ』って言っとったのに
『テレビ』って言い出した時の寂しさと言ったら言いようが無い

ポックポーン が ポップコーンに
アゴバド   が アボガドに
マイネーズ  が マヨネーズに直って・・・

あ〜〜、もう大人になってまうんやな〜〜〜
なんて しみじみ思ったりなんかしとるときに

「そうそう、小さい時、私も面白いこと言ってたよね〜〜」

なんて 上目遣いで昔を思い出すような仕草しながら
ため息まじりに言われた日にゃ
そろそろ 嫁入り積み立てしなあかんな・・・って焦ったりして・・・


今でも思い出す 涙の訴え

『マグロトタベタイ』

言葉が上手く通じんくって 泣きながら何度も説明してくれとるのに
どうしても 娘の伝えたいことが 分かってやれなかった

夕飯の支度に ニンジンをスティックに切っとる時に その訴えは始まった・・・


娘:「お母さん そのニンジンさん マグロトタベタイの」

私:「へ??マグロトタベタイの? サラダにしようと思ったんやけど・・・」

娘:「うん!!サラダでマグロトタベタイ!!」

・・・カルパッチョにしろってことか??
私:「でも、今日はマグロないし、こんどマグロのお刺身買ってきたらね」

・・・へ?? といった顔して
娘:「ううん、マグロはいらないの。ニンジンさんをマグロトタベタイの!!」

私:「マグロと食べるって・・・煮るんか??焼くんか??」

娘:「違う!!そのままマグロトタベタイの!!」

・・・だんだんイライラモード
私:「じゃあ、ツマに切るってこと?」

・・・もう泣きべそ状態
娘:「切っちゃダメなの!!マグロトタベルの!!」

私:「はぁ〜〜〜〜?!切っちゃダメでマグロとどうやって食べるつもりやの??」


何度聞いても マグロトタベタイと言い張る娘に
だんだん腹が立ってくる 私

何度言っても マグロと食べると言い聞かせる私に
涙が止まらない 娘

どこまで行っても分かり合えへん この辛さ・・・
いつかどこかで体験したような記憶が蘇る

留学した時 ホストファミリーに「レモン」って言っとるのに
どうしても伝わらんくって 
何度も繰り返して「LEMON!」言い続けたっけな・・・

ん〜〜〜、22年の歳月を過ぎた今になって 
分かってやれなくて申し訳なさそうな顔のママを思い出す


とうとう 娘は涙をポロポロ流して
娘:「もう・・・お馬さんみたいにマグロトタベタイだけやのに・・・」
と下を向いてポツリと言った時・・・・・・・


ピン!!!!
お母さんはピンと来ました!!


私:「お馬さんみたいに ニンジンさん食べたいんか?」

娘:「うん、お馬さんみたいに ニンジンさんマグロトタベタイの(涙)」

私:「ちょっと待っとりーよ(お支度中) ・・・これでいいんか?」

娘:「そう!!!これ!! マグロトタベテモ良いのぉ〜〜〜〜?!」


涙でぬれた頬にニンジンを頬張って ニコニコ笑顔で嬉しそうな娘♡


そう・・・

マグロトタベル は マグロと食べる じゃなくて
マルゴトタベル で 丸ごと食べる  やったわけ


嬉しそうに 皮を剥いただけのニンジンを丸かじりし始めた娘を見て
なんともおかしくて おかしくて・・・

今でも我が家では 丸ごと食べる のことを 
マグロトタベルとわざと言うことがある

なんだか 忘れたらあかんような気がするんやな・・・

一つずつ 言葉を覚えて 娘と言葉を共有できるようになる楽しさと寂しさ

そのうち 私が分からん 流行の言葉とか言いはじめて
「え〜〜〜そんなことも分からへんの?? やっぱ昭和は違うね〜〜!」
なんて 言われる日が来るかもしれへんけど・・・

その時も 娘の伝えたいことが分かるまで聞こう
娘の言葉に耳を傾けて 娘と言葉を共有し続けられる親でありたいな・・・・


マグロトタベタイネ?

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